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牛肉に関する消費者意識調査の結果を発表 - 中高年女性の健康志向の高まりと牛肉消費の関係が明らかに

2008年04月01日(火)

ニュージーランドの食肉および羊毛業の生産者団体であるミート&ウール ニュージーランドは、関東、 関西、および沖縄に在住する20歳~69歳の日本人女性消費者を対象に、牛肉に対する意識調査を行ないました。その結果、50歳~69歳の中高年女性は、他の年齢層の女性と比べて、食品の安全性や健康的な食事に対する意識がとりわけ高いことに加え、牛肉を頻繁に消費している実態が明らかになりました。

中高年女性の健康志向の高まり

本調査では、食品の安全性や健康的な食事に対する日本人女性消費者の意識が、年齢が高くなるにつれて強まっていることがわかりました。日頃の食生活において、特に重視する事柄について尋ねたところ、食品の安全性や健康的な食事に関する調査項目すべてにおいて、50歳~69歳の年齢層の回答者が全体平均を上回る結果となりました(表1参照)。とりわけ、健康面に関する項目の「糖分・脂肪分を控える」は81.6%、「コレステロールを控える」については83.1%が重要視していると回答し、それぞれ平均を14.4ポイント、13.4ポイント上回っています。

<表1> 食生活で重視する項目(単位:%)

  鉄分の多い食品の摂取 緑黄色野菜の摂取 糖分・脂肪分を控える 遺伝子組換作物を避ける コレステロールを控える 保存料、添加物を避ける
全体 88.0 81.5 67.2 58.4 69.7 62.6
20~34歳 85.3 72.3 54.1 47.0 56.6 48.5
35~49歳 88.5 81.6 65.7 62.7 69.1 62.2
50~69歳 90.1 90.5 81.6 65.2 83.1 77.2

健康的な食生活に欠かせない赤身牛肉

50歳~69歳の年齢層では、50.3%の回答者が牛肉を頻繁に(週1回以上)食べると回答しており、他の年齢層に比べて、牛肉の消費頻度が高いことが明らかになりました(表2参照)。この結果から、中高年女性は、食品の安全性や、栄養価など健康面への影響を重視した上で、好んで牛肉を購入していることがわかります。また、50歳~69歳の年齢層では、牛肉の中でも「脂肪分の少ない赤身の肉」を選ぶ傾向にあり、約3割の回答者が牛肉購入時に重視する項目のトップ3に挙げています(全体平均は約2割)。

一方、赤身肉の調理方法を見ると、50歳~69歳の年齢層では、「焼肉」(39.8%、全体=29.7%)、「すき焼き」(35.8%、全体=25.3%)、「しゃぶしゃぶ」(21.9%、全体=15.3%)という結果で、一般的には霜降りや脂肪分の多い肉が好まれるメニューにおいても、脂肪分の少ない赤身の牛肉を使う傾向が高くなっています。

<表2> 牛肉の消費頻度(単位:%)

  週1回以上牛肉を食べる 月1~3回ぐらいの頻度で牛肉を食べる
全体 46.0 54.0
20~34歳 46.5 53.5
35~49歳 41.3 58.7
50~69歳 50.3 49.7

ニュージーランド牧草牛に対する高い関心

50歳~69歳の年齢層は、牛肉についての知識も豊富で、ニュージーランド産牛肉に対する理解も特に高いことがわかります。「ニュージーランド産の牛肉は牧草飼育である」と認知している割合は、全体の29.3%に対し、50歳~69歳の年齢層では42.3%と高い数値を示しています。ニュージーランド産の牧草飼育牛を実際に食べたことがある割合も、50歳~69歳の年齢層でみると53.7%と全体平均の45%を上回っています。ニュージーランド牧草牛の栄養価や飼育方法などの特長についても、50歳~69歳の年齢層の回答者は、他の年齢層に比べ、高い理解度を示しています (表3参照)。このように、中高年女性は、赤身牛肉の代表的存在ともいえるニュージーランド牧草牛について、健康面および安全面における特長を十分に理解した上で、好んで購入していることが明らかになりました。

<表3> 牧草飼育牛/ビーフの特徴の認知度(単位:%)

  BSEの発症事例がない タンパク質を多く含んでいる 鉄分を多く含んでいる 脂肪分が少ない 体によい不飽和脂肪酸を多く含んでいる 自然な環境で育てられている 特にしらない
全体 15.8 7.5 9.7 20.8 8.2 49.3 44.5
20~34歳 8.1 4.5 5.1 13.1 3.5 39.9 56.1
35~49歳 15.9 6.5 9.0 18.9 6.0 44.8 47.8
50~69歳 23.4 11.4 14.9 30.3 14.9 63.2 29.9

ミート&ウール ニュージーランドの日本代表のジョン・ハンドルビーは次のようにコメントしています。「ニュージーランド産の牧草牛は、栄養価が高く、低カロリーで、健康志向の女性にはまさにうってつけの食品です。また、たんぱく質や鉄分が豊富なことから、新陳代謝が低下している年配の方や、貧血や冷え性で悩む女性に特におすすめしたいです。また、ニュージーランドでは牧草のみで牛の飼育を行っていることから、BSEの発生はこれまでに一度もなく、世界動物保健機構からもニュージーランドはBSEの無い国であることが認定されています。安全で高い品質を誇るニュージーランド牧草牛を是非、毎日の食卓のメニューに取り入れていただきたいと思います」。

なお、この他の主な調査結果は以下の通りです。

  • ニュージーランド牧草牛の安全性に高い評価

    牛肉購入時の優先事項としては、「安全性の点で不安のない肉を選ぶ」という回答が圧倒的多数を占めました。生産国別にみた牛肉の安全性については、国産の牛肉に次いで、輸入牛肉の中では、ニュージーランド産牛肉が回答者から高い評価が得られました。

  • お財布と体に優しい輸入牛肉

    輸入牛肉のイメージについては、「価格が安い」という回答が全体の84.2%と圧倒的多数を占めました。一方で、「赤身で脂肪分が少ない」、「脂身の部分が少ない」といった輸入牛肉の栄養価や品質を評価する回答も見られました。

  • 牛肉の消費は西高東低

    牛肉の消費頻度を地方別にみると、「週1回以上牛肉を食べる」と回答した割合が沖縄、関西は6割を超えているのに対し、関東では4割弱と、東西での消費頻度の差が明らかとなりました。

  • 赤身牛肉を使った人気メニュー

    赤身牛肉の調理方法というと、ステーキを連想しますが、人気メニューの上位に挙げられたのは、「肉ジャガ、大根の煮物など和風煮物」、「牛肉を使った炒め物」、「ビーフカレー」、「シチューなど洋風煮込み料理」。脂肪分の少ない赤身の牛肉が和洋中のメニューに浸透している様子が伺えます。

ジョン・ハンドルビーはさらに次のように述べています。「この調査を通じて、ニュージーランド牧草牛は、日本の消費者の皆様のニーズに応える優れた特長を有していると、自信を深めました。輸入食品の安全性に対する関心が高まる中、ニュージーランドにおける徹底した品質管理体制や、ニュージーランド牧草牛の美味しさや高い栄養価について、より多方々にご理解いただけるよう、積極的に活動を行ってまいります」。

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[調査概要]

調査方法: インターネット調査(沖縄に関してはインターネットおよび電話調査)
調査対象: 関東地方、関西地方および沖縄県に在住する20~69歳の日本人女性
(月1回以上、牛肉を消費する人のみ)
サンプル数: 600

調査実施時期: 2007年12月

ミート&ウール ニュージーランドについて

ミート&ウール ニュージーランド(本部:ニュージーランド、ウェリントン)は、ニュージーランドの食肉および羊毛業の振興を目的として、畜産農家からの課徴金を原資により設立された団体です。世界5カ国に拠点を有しており、国内外におけるニュージーランド産食肉および羊毛の販売拡大を目指して、新規市場の開拓や市場調査、輸出アクセス向上に向けた対応、研究開発支援、販売促進、広報、マーケティング活動といった広範囲な活動を行っています。日本においては、1964 年に事務所を開設し、ニュージーランドの生産者や食肉輸出業者と日本の産業界との連携を強化することにより、牛肉および羊肉の対日輸出増加に向けた活動を積極的に展開しています。

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