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ニュージーランド パッカー紹介 第5回 Alliance 2

2007年09月01日(土)

2.主に南島の大自然で育てられた食肉を「牧場から食卓まで」ダイレクト供給を目指す

アライアンスは気候変化のある南島を中心に展開しているのが特徴である。契約牧場もその多くを南島に持っている。山脈から流れる豊かな水資源に支えられた栄養豊富な牧草地は、良質な肉牛を育てるのに適しており、島国という特性は伝染病から家畜を保護しているとアライアンスでは考えている。

またアライアンスでは「牧場から食卓へ」というダイレクト供給を目標にしており、本体である食肉処理工場での技術革新や安全管理は当然のこと、工場に出荷される家畜の生産環境の管理・教育体制に特に大きな力を入れている。

ニュージーランドの多くのパッカーが主要株主に出荷元である牧場主を抱えている中で、アライアンスの牧場管理重視の姿勢は、注目すべき特徴である。アライアンスでは、生産・加工まで徹底した衛生・安全管理を行うため、ISO9001を取得、HACCP(食品衛生管理システム)と合わせて徹底した管理体制を整えている。また定期監査については自社内監査の他、専門企業への委託監査も行っており、この監査システムは工場内だけでなく、契約牧場での飼育環境などにも適用されている。

自社監査についても、科学的知識を持つ検査室スタッフを常駐させて日々チェックを実践している。またニュージーランドが定めた基準の他に独自の安全管理基準を設けており、例えば家畜出荷時の運送技術についても、輸送企業に対し、衛生面・安全面・家畜に対するストレスのない環境であることなどに対する規制と監査システムを導入している。